こたつサイズや種類の選び方

こたつの種類やテイスト

「こたつ」という言葉に野暮ったいイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

天板は正方形で、裏返せば緑色の毛氈が貼ってあって麻雀の卓になるような、そんなこたつを想像される方も少なくないかもしれません。

しかし、昨今のこたつはデザインのバリエーションも増え、ローテーブルと同じようにインテリアとして扱われることも増えました。
北欧風のデザインだったり、フレンチテイストだったり、又脚の形にもこだわっているおしゃれなこたつが毎年のように発売されています。

このような、デザイン性の高いこたつは2008年頃から大きく様変わりして今に至りました。

正方形や長方形、丸、変形のこたつも今では主流になりつつあります。

変形は、使う人数と脚の位置をしっかりと見て購入する事で間違いや後悔のない買い物ができるでしょう。

こたつと呼ぶよりはこたつテーブルと呼ばれる機会もオンラインショップを中心に増えました。

金額でいうなら、こたつには1-3万円出せば十分だという方も多くいらっしゃると思いますが、

このようなデザイン性が上がっているこたつテーブルは、非常に手間も掛けられ、一つ一つ丁寧に作られています。

また、作り手側も時流に敏感で、ヴィンテージが流行ればヴィンテージテイストのこたつが増えたり、アンティーク調のこたつが増えたりと

非常に小ロットで価値のあるものが生産されるようになりました。

多岐に渡る需要に応えるために、特に国産こたつではデザイン性を重視して、天然木材の良さを活かした

作りが主流になりつつあります。

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天然木の良さを活かしながらデザイン性を高めた結果、必然的に価格は以前よりも価格が高くなる傾向にあります。

もちろん、昔よりも進化しつつ、生産国を変えながら、こたつのデザイン性を高めていく手段を取るメーカーさんも数多くあります。

しかし、冬だけでなく通年でローテーブルとしても使用できる、リビングの中央に置かれるテーブルと考えれば、少々高価になっても
その価値は必ず感じることが出来るはずです。

お部屋(人数)のサイズとこたつの選び方

多様なライフスタイルがあり、一概には言い切れませんが、

・一人暮らしや自分専用のこたつであれば75cm×75cmから80cm×80cmくらいあれば、天板(テーブルの上)のスペースは

十分に確保されます。(4.5-6畳程度のお部屋の想定です)

少し贅沢に食卓として考えても80cm正方形のサイズがあれば十分ですが、実はこのサイズの国産こたつは生産が少ない現状に

あります。国産コタツを選ぶなら90cm 正方形や円形がデザインも増え、選ぶ余地も広がるのですが、そうするとお部屋のサイズは8畳程度は欲しいところです。

90cmあれば急なご来客に十分にも対応でき便利ですが、一人で使うには少し大きすぎて日常生活には邪魔に感じる場合もあるでしょう。

・二人暮らしで90cmはよく選ばれるサイズで、二人で使っても十分なスペースを取ることができます。
 
しかし、8-10畳程度のお部屋に合うサイズで時々、お客様やご家族や親類の方が来られるようなお家なら、105×80や105cm×75cmも十分活躍の余地があると言えます。

また、横幅が80cmや75cm、最近では105×70cmのものもあり、90×90cmよりも使いやすいという事もあります。

ソファ前に置くようなリビングテーブルの様なサイズ(105×70-65cmのように)の少し奥行きの狭いこたつも流行っています。

・3-4人暮らしではお部屋のサイズにもよりますが、6-8畳のリビングルーム(ダイニングルーム)であっても105×70cmは欲しいところです。

こたつとしてリビングルームでの使用はもちろん、冬のダイニングリビングの兼用として120×80cmサイズや120×75cmも非常にオススメですし、選ばれやすいサイズでもあります。

120サイズを選ぶ場合は、お部屋のサイズは8畳以上あることが望ましいでしょうし、ダイニングテーブルを置かずに食卓テーブル兼リビングテーブルとしてこたつを使う事でスペースの有効利用にもなります。

三人家族や四人家族では楕円形のこたつを選ぶことで、お部屋の圧迫感が軽減される効果があります。

こたつテーブルとして使われるのなら、日常的に同じ場所に置かれている家具ですので、デザインも見栄えのするものを選ぶことで、

少し贅沢な気分で過ごすことができるでしょう。

・4-5人程度で使うなら長方形の135cm-150cm×80cm-90cm又は円形105cm-120cmを選ぶと良いでしょう。大は小を兼ねるといいますが、

家具の場合あまり動かさない前提もあり、日々の生活導線などを考えれば150cmより135cmを選ぶのも一つの方法です。

ただ、人数と体格、またその家族は大人だけなのか小さな子供も含まれるのかも影響しますので、一概に小さなサイズが良いとばかりは言えません。

こたつに限った話ではありませんが、新しい家具を選ぶ場合に必ず考えなくてはならないのが、日常生活の邪魔にならないサイズ、住む人が室内を移動することを想定したサイズを選ぶことです。

通販やネットで購入される場合は、事前に新聞紙等でそのサイズを作ってみて、部屋に置いてみるとイメージしやすくなります。

新聞紙で大体の大きさを作ることは、一人でも簡単に出来ることですので是非試してみて下さい。

もちろん、そこに高さも加わりますから、新聞紙で作ったサイズより選んだ商品が大きく感じることもあります。

大家族が減ったせいか以前より180cmのこたつは減り、作れる工場や職人も減りました。

180cmサイズももちろん存在しますが、そのこたつを設置できる部屋はかなりのスペースを必要とし、核家族、省スペースが主流の今の日本生活では

残念ながら需要は高くありません。

こたつは日本の文化でもありますが、そのありようは少しずつ変わって来ています。

天然木をふんだんに使用し、デザインも多様になり、家電製品というよりはインテリアとしての比重が大きくなっているように感じます。

こたつテーブルを選ぶ上で大切なことは、品質や好みのデザイン、家族構成(部屋のサイズ)の他に、他の電気製品や家具やピアノといった

動かしにくいものは何か、その位置と使用に差しさわりがないかなど、日頃の生活パターンも考慮に入れることです。

寒い冬の日のこたつの快適さは、日本人ならではの贅沢です。

お気に入りのこたつで、より心地よいこたつライフをお送りください。

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こたつヒーターと種類
最近はヒーターがフラットになっているタイプもよく見かけますが、今のところ特に立ち上がりは温まるまで時間が掛かることが多いようです。

2016年時点ではフラットヒーターよりは普通のヒーターの方が暖房器具として暖まるという要素に置いては勝っていることが多いです。

暖かさはワット数に比例しがちであるのもその理由の一つになるのかも知れません。

サイズが大きくなければフラットヒーターも一考ですが、基本は薄型の普通のヒーターの物をお勧めします。