北欧家具と和風

こんばんは~

北欧インテリアというのを一言で表すことは、非常に難しいでしょう。
何度か書いているとは思いますが、北欧家具といえばデザイン性があるにも関わらず機能性が高い家具を指すことが多いと思われるでしょうし、事実そういうインテリアも多くあります。
生活様式の違いにより、実際は、北欧の人にとっては機能的であっても日本人にとっては機能的であると感じない部分もあることは不思議ではありません。

北欧テイストのインテリアにはルーバー(細く長い板を規則性を持たせて並べたもの)と呼ばれるデザインの取り入れられたものが見られます。また、日本の格子をイメージしたデザインにもよく似た部分があり、北欧テイストとして人気が高いものも多いです。

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距離もあり、気候も大きく違う北欧と関連付けるのに一見無理があるようにも思えます。しかし、格子柄に近いルーバー等に北欧テイストを感じることは私にもあり、北欧家具のインテリアショップなどにも配されていることから考えても、多くの方がそう感じられるのだとわかります。北欧テイストと感じる理由としましては日本は約70%が森林であるように北欧の多くの国も森林に囲まれています。(フィンランドやスウェーデンも同じくらいです。)また、非常に自然が豊かなことでも有名です。淡水の湖などが多くあることも日本に似ているでしょう。デザインには、必ずそれが育まれる背景、環境があることを考えれば、日本と北欧の間に地形的背景や感性的に共通する部分が多くあることに、理由があるのではないかと推測することもできます。

IKEAでは市松模様のランチョンマット等をよく見かけますし、所謂、日本人が和風と感じるものも多く販売されています。そういうテイストのインテリアを見た時には、北欧のデザインの中に私たち日本人に近い感性を見つけたような気がして、嬉しい気持ちと不思議な気持ちになります。

 




 

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