こんにちは~
さて、
組立家具と完成品の家具を比べると圧倒的に価格差があり、当然ながら完成品の家具が良いと思われることも多いのですが、
完成品の家具は容積もあり、ネット通販で自分が購入する際だけでなくメーカーから家具屋さんへ運ばれるときや倉庫へ運ぶときなど
色々なシチュエーションで金銭的なデメリットがあります。
もちろん、高級家具の多くは完成品であることは、概ね間違いありません。(一部除く)
無垢材や突板と呼ばれる天然杢でない限り、シートでの完成品のメリットはやや薄いと思われます。組み立てにも人件費が掛かりますし
先に述べましたように移動や保管にも場所代が掛かり、少し組み立て家具よりは高く設定されていることが多ことがあるでしょう。
組み立てなくて良いメリットというのも大きいですし、何よりも購入して直ぐに使える利便性もよく、特に重い家具をうまく作り上げられるかを
考えますと意外にも完成品にもメリットがあるようにも思います。
その分、組立家具は自分で作り上げる楽しみと、価格以上の出来栄えになるものが多く1-2万円程度の組立家具であれば、
良質なものも多いことも特徴の一つです。
ソファやダイニングテーブルやローテーブル、チェアは基本完成品ですが、ソファ・テーブルなどの多くは脚のみ組み立てとなります。
ソファは非常に大きい容積を取りますので、移動経費や倉庫経費などが掛かり、販売価格設定に少しプラスがあると考えることが自然でしょう。
テーブル類は脚が取れる分非常に薄くなりますので、高級家具であっても脚のみ取り付けが普通にあります。(テーブルやソファは所謂組み立て家具の分類には入れにくいものです)
全体的なメリットは個々の事情により違いますが、組み立てに抵抗がない場合は組み立て家具が価格的にお得な場合が多いです。
手間を掛けたくない、直ぐに使いたい人には完成品がオススメです。
通販で購入するのなら組み立ての方が運送事故による破損率が低くオススメな場合もありますが高級な材料の使ってあるチェストや食器などは
入手困難とも言えるでしょう。
組立家具のデメリットの一つに挙げられるのは運びやすく保管しやすいサイズなので同じものが世の中に出回り易いという部分でもあることもあります。
それが販売価格のメリットにもなりうるのですが。。
夏家具の代表格でもあるラタン(籐)は組み立て家具では、殆ど無いのではないでしょうか?
北欧テイスト等のテイストや種類の選択肢により、メリットデメリットも変わり得るというのが正解だと個人的には思います。
いつも、ありがとうございます。