ナチュラルテイストなチェスト

チェストは家具の中では奥行きの深いアイテムになります。

普通に考えれば当たり前のことですが、日本では服を収納するためチェストが多いため、50-65cm程度の奥行きに自分の背の高さより少し低めまでのチェストが多いです。元々、チェストは中世ヨーロッパで作られた日本でいうタンスと同じ意味です。

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西洋箪笥=チェストで間違いないと思います。日本で多くのチェストが作られているのは、やはり府中、旭川や大川がメインになってくると思います。もちろん、色々な地方で作られていますが、引き出しをスムーズに開け閉めできるチェストを作るのは、案外、職人さんやメーカーさんにとって難しいことだったりします。過去にも何度か書きましたが、木は時間と共に変形していく特性がありますので、ある程度までは普通のことです。

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無垢のチェストですのでお値段はサイズの割りに高価な設定です。北欧家具系のテイストではなく、ナチュラルモダンに見えるのが向かって左で、右はカントリーっぽい雰囲気が出ているチェストです。
無垢なので素材感は凄いですよね。記憶ではスライドレールを使っていなかったので、引き出しが重かった記憶があります。

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多くのチェストこの様に前板に無垢材を使うことがあります。非常に高級感が増してナチュラルな香りがしていいものです。前板は材質、材木の種類もありますが、厚みがあれば、チェスト全体の見た目の価値を上げるものとなりうる箇所だと思います。実際、毎日、引き出しを開けて目にすることになる箇所ですので、その辺りに拘りを持つのも面白いと思います。

最後にチェストで、やや難しいと書いていましたスームーズな開閉ですが、製品になっている殆どの商品はもちろんスムーズに開閉します。何度も試作を重ねて最終的には、スムーズさを求めスライドレールを付けるチェストも多いです。スライドレールには様々な種類がありますので、見るからに安っぽい金具のものや金具が歪んで装着されているものは避けるべきでしょう。また、海外製のものは船で運ばれてきますので、その間に海風に当たります。

塩に当たることにより、錆びて来てスライドレールなどの金属部分の腐食が出たりと不具合が生じ易い箇所です。引き出しの開閉が難しい状態はチェストにとって致命傷に成りかねません。特に金具は生産国や生産会社の差が激しくでます。本体の出来も海外製よりは、日本製がいい場合が多いかも知れません。

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