インテリアと生活感

こんばんは~

今日は、インテリアを楽しむにあたってどんな要素があるかな~というのを、ちょっと考えてみたいと思います。

インテリアを楽しむ空間というのは、そのほとんどの場合が自宅です。
玄関やトイレといった小さな空間、廊下のような細長い空間、キッチンのように物がたくさんある空間、というようにその部屋ごとの用途がはっきりしていて、特徴的な場所の場合はインテリア性と使い勝手の両方を考慮する必要があります。この「使い勝手」というのは、インテリアにおけるいわゆる”縛り”にあたるものですが、この“縛り”があることによって、インテリアはより想像的になります

それぞれの空間が持つ用途を阻害せず、むしろより利便性を上げることを考慮しつつインテリア性も上げるというのは、非常に難易度が高くそれでいてインテリア好きにとっては挑戦しがいのある、楽しい作業でもあります。

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リビングや寝室などの家の中でも比較的広さのある空間の場合ですと、やはり床面や壁面などの面積が広いので、フローリングの色はもちろんラグの素材や色柄、家具、カーテン、壁紙などとのコントラストから、生活していく上でどうしても出てしまう生活感とのバランスなど、考える事も広さの分だけ多くなります。

私個人的には、モデルルームではないのだから生活感は程よく漂っている方が温かみがあって落ち着けるので、いかに隠すかではなく、そこにあっても不自然ではない場所を室内に確保するのが好みです。
読みかけの本や雑誌を積み重ねた上にテレビのリモコンが更に積み重ねられていたり、今気にいって聴いているCDのケースの上にキーホルダーが置いてあったりして、日常生活の中で毎日使うものを、なにもかも毎回定位置に戻すということはしません。
ただ、その場所はキチンカウンターの隅っことか、ソファの横のサイドテーブルの上といった風に、いつの間にか自然と落ち着いた自分の使いやすい所なので、私の中ではその場所が「正しい場所」です。むしろ、そこが定位置と言った方が正しいくらいです。

もちろん、本や雑誌は積み重ねすぎない、CDも一定期間経ったらシェルフに収納するなどということは必要です。要は、キチンと管理されてそこにあるのか、放置されているのかの違いです。
この生活感をインテリアにまで昇華できたとしたら、インテリア超上級者じゃないかな~と個人的には思います。

あとは、インテリアとは切っても切り離せない関係にある収納ですが、これも完全に扉の中に隠してしまうタイプの収納と、ショップのような見せる収納というテクニックがあります。隠すよりは見せる収納の方がよりセンスが問われるのは間違いなく、私なんかはできるだけ扉の中に収めてしまいたい衝動にかられるのですが、インテリア好きの端くれとしましては、センス良くカッコよくディスプレイ収納も上手くなりたいという願望は持っています。

もう、朝夕はずいぶん涼しくなって秋の気配も時々感じられるようになってきました。
シックで暖かい色合いのファブリックやラグが活躍する季節がやってきます。ウッディな小物を一つか二つプラスするだけでも、気分も雰囲気もちょっと変わりますよね。

衣替えだけでなく、秋や冬に似合う色合いや素材に、インテリアも模様替えを楽しみたいですね。

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