フラッシュ構造の写真

こんばんは~そろそろ、母の日ですね。(あと1月先ですが 笑)

今日は、あまり見る機会がないと思われる、家具の構造が分かる写真を用意しました。

北欧系インテリア家具でも使われる、構造の一つにフラッシュ構造というのがあります。

この構造には、色々な利点があり、特筆すべきは軽量化とコストダウンになると思います。

その他には、エコなどがあります。構造は至ってシンプルでして、簡単に言いますと

ベニヤ二枚の間に木枠があると考えて頂ければ、間違いないと思います。ですから、形は殆どが単純な形である長方形や四角のものに、その構造が使われます。

木枠(芯材)が通っていない場所の強度は、通常よりは弱く上から叩くと、空洞であることが分かる

物も多くあります。

強度が必要な場合は、木枠の組み方をハニカム構造にすることもあります。

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元々はローボード系だと思います。割れてますますけどね!
綺麗な木目に見えると思いますが・・シートですよ~

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軽量化の割には重かったです。通常、もう少し軽いものもあるのですが、上にものを置く事が前提に

なっている家具の場合、やや強度を持たせるため重くなったりします。

ただ、フラッシュ構造で重いものは、良いお品とは思えません。

裏面の中心は、9割程度、真っ黒でいかにもシートを巻いただけ、という物でした。

でも、この天板が割れていたお陰で写真が手に入り満足です。(フラッシュ構造=必ずしも安物ではないですよ~)高級材にもフラッシュ構造は多いですよ。

シートの色合いからは、それ程、古い物ではなかったので、かなり新しいうちに壊れたと

想像します。

家具は毎日使うものでありましても、10年程度は使えるものが多いので、できたら1年数千円と考えて、

少しいい物を選ぶと長く良品を持つことができ、結果的に経済的になると思います。

さすがに、チェアやソファは10年単位というのはキツイこともあります。

しかし、その多くがフレームなどの劣化では無く、シート部分の劣化によるものが多いです。

それでは、よいナチュラルインテリアライフをお過ごし下さいませ。

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